最近、完全ワイヤレスイヤホン流行ってますね。iPhoneのイヤホンジャックが廃止されてから、各メーカーでも開発競争が激化しているように感じます。
僕もAppleからAirPods(通称:うどん)が発売される1年前、2016年にクラウドファンディングサービスKickstarterで、”TRUU”という完全ワイヤレスイヤホンに出資していました。
そしてこのワイヤレスイヤホン、かなり独創的な機能を秘めているんです!
なんと充電もワイヤレス!!充電台にイヤホンを置くとマグネットでくっついてワイヤレスで直接充電してくれるんですね~
完全ワイヤレスイヤホンはそのほとんどがAirPodsのようにイヤホンケースの中に入れてイヤホン本体を充電する仕組みですが、結局イヤホンケースは有線で充電しないといけません。

AppleもQi充電の技術を利用して似たようなことをしようとしていますが、こっちのほうがスマートでかっこいいと思います。しかもAppleより先にやってのけてるんです!革新的ですね!!
・・・という期待をして2018年まで待っていました。
先に紹介したものはあくまでもコンセプトで、実際に製品化すると内容が大きく異なるということはクラウドファンディングでは珍しくありません・・・・
もともとは2016年9月に出資者に完成したものが届くはずだったTRUUですが、そのスケジュールは遅れに遅れ、当初のコンセプトからもガラリと変わり、2018年になって完成した製品がようやく出資者のもとへ届くこととなりました。
初めてのクラウドファンディングだったので良い勉強になった・・・(白目)
では気を取り直して早速・・・
開封する
Sudioはスウェーデンのオーディオメーカーなので、スウェーデンから直接届きました。
ちなみにこの製品、コンセプトのみならず製品名まで変更され、niva(ニヴァ)という名前になってます。
TRUUなんてなかったんや・・・!
外箱はとてもシンプルですね
箱を開けると化粧品にありそうなプラスチックケースが出てきました。(チラーミィも
ちなみにケースに付いている茶色いヒモのようなものは牛革製らしく、独特のにおいがします。
内容物をすべて取り出してみました。
イヤホンケース、イヤホン本体のほか、充電用のUSBケーブル、サイズが3種類のイヤーピース、説明書、シリアルナンバーの記載されたカードが入っていました。
説明書は様々な言語で書かれているタイプのもので、日本語で記載されているのはこの2ページだけです。
イヤホン本体にはそれぞれにボタンが付いており、電源から音楽操作まですべてこのボタン1つで行います。
また、イヤホンの状態を表すLEDライトもそれぞれに付いており、充電中の時は赤、電源オン(音楽再生)の時は6秒周期ぐらいで青に点滅します。
イヤホンケースの電池残量を表すLEDライトは4段階で、充電中は点灯します。
イヤホンケース充電用のUSBケーブル差込口は裏にあります。
使ってみた感想
nivaの仕様についてはSudio公式サイトを確認してください。(投げやり)
ここではnivaを実際に使ってみて、「良かった点」と「不満点」のほか、「音質」「音の遅延」「バッテリー」について紹介します。
良かった点
・有線の煩わしさがない
無線なので当たり前ですがこのメリットはやはり大きいです。
イヤホンの線の絡まりを解く必要がない、タッチノイズ(線を触れたときのガサゴソ音)を気にする必要がない、洗顔時や着替え中にも気にせず使えるなど様々なメリットを感じました。
・接続が簡単
ワイヤレスイヤホンにおいて、機器とのペアリングまでの手数が少ないのは大事なポイントですが、nivaはこの点もしっかり抑えています。
一度端末のペアリングの設定を行ったら、ケースからイヤホンを取り出し、イヤホンのLRのボタンを長押しするだけで電源オンと同時に自動的に再度ペアリングされます。
一時的に接続を解除したいときは、イヤホンをケースにしまうと電源オフになり、接続が切れます。
・音楽操作が手軽にできる
音楽再生中に耳元のボタンを1回押すと停止、2回押すとスキップ・・・のように耳元で簡単に音楽操作を行うことができるのもストレスがなく良いです。また、nivaはAppleのSiriにも対応しており、iPhoneやiPadであれば、音声操作も可能です。
不満点
・音のボリュームが小さい
nivaを実際に使ってみて最初の印象がこれでした。音のボリュームがとにかく小さいんです!
今までのイヤホンだと20~30%の音量で聞いていたものは50~60%まで音量を上げないとまともに聞くことができません。場合によっては100%にした状態でも若干音量が小さいということもあり、この点は不便に感じています。
・装着の安定感がない
これは個人差のある部分ですが、ぼくの耳には装着してもいまいち安定感が得られませんでした。ぼくの場合は左耳が取れやすく、特に洗顔時によくポロっと耳からイヤホンが落ちることがありました。
beatsにあるようなウィングチップ的なものが付属していればよかったかもしれません。
街中で落とすと取り返しの付かないことにもなりかねないので、付属のイヤーピースの中から自分の耳にあったものを選ぶのは大切です。
・環境によっては通信が途切れることがある
空港や駅構内、また家の中であっても電子レンジ付近などでは通信が途切れることがありました。
Bluetooth接続を使用している以上、通信の安定性では限界がありますが、有線イヤホンでは音が途切れるなんてことはありえないので、完全ワイヤレスイヤホンを購入したいという人はこの点も理解しておかなければなりません。
・飛行機では使えない
旅行に持って行って初めて気づいた点ですが、飛行機の中ではBluetoothイヤホン使えません。
飛行機の中で音楽を聴きたいときは客室乗務員から有線イヤホンを貸してもらいましょう・・・
音質
音質に関しては完全に個人的な感想になるので参考までに。
今までAKGのY23というイヤホンを使っていました。このイヤホンは所謂”ドンシャリ”に属する音質でした。
といってもほどよいドンシャリ加減で、音に下品な印象はなく、長時間音楽を聞いていても疲れない音を出していました。
一方、nivaはY23と比較すると高音が明らかに弱い印象です。低音は高音と比べるとまだはっきり聞こえますが、そんなに強くありません。
イコライザー機能でなんとかごまかしていますが、やはり音にメリハリがない感じになっています。
ただ、「イヤホンの音質の違いなんてそんな気にしない」という人には問題ないレベルだと思います。
そもそも有線と無線で音質を比較すること自体が酷ですが、今まで有線イヤホンを使っていた人は初めてワイヤレスイヤホンを使うと、音に違和感を感じる人は少なくないと思うのでこの点注意しておきましょう。
音の遅延
動画もよく見ますが、音ズレは全くと言っていいほど気になりません。
ただ、音ゲーなどのシビアなタイミングが求められるゲームだと気になるかもしれません。
バッテリー
完全ワイヤレスイヤホンではバッテリー稼働時間も注目されますが、ぼくの使い方では1回の充電あたり3.5時間までという制約は問題ありませんでした。ちなみに他の製品も稼働時間はだいたいこれぐらいです。
nivaはバッテリーが低下すると、音楽を流している途中でも音声で教えてくれるため、急に接続がプツっと切れて使えなくなるなんてこともありません。
まとめ
とにかく、有線の煩わしさを少しでも感じたことのある人は、nivaじゃなくてもいいので一度完全ワイヤレスイヤホンを手にとってみて欲しいです。
今回ぼくはnivaが届いてから1ヶ月くらい使ってみました。旅行に行ったときにも持って行きましたが、nivaは特徴がないのが特徴の完全ワイヤレスイヤホンという感想に至りました。
nivaは完全ワイヤレスイヤホンの抑えるべき基本的なところはしっかりと抑えています。でもそれ以上でもないし、それ以下でもないんです。
nivaを他の人に手放しでおすすめできるかというと微妙なところですが、完全ワイヤレスイヤホン初心者や、コスパのいいものを探している方には選択肢の一つとなるイヤホンだと思います。
「完全ワイヤレスイヤホンってこんな感じなのか」っていうのがわかるイヤホンです。
あと、Sudioが怪しい中華メーカーではなく、スウェーデンの実績あるオーディオメーカーであるのもポイントですね。(メーカーがしっかりしていないと問い合わせすらできないので)
冒頭に述べたように、いまは様々なメーカーが完全ワイヤレスイヤホンを出してきているのでレビューも参考にしつつ、いろいろ見て回るのも楽しいかもしれませんね。